夜勤するとなぜ太る?
今、世の中は24時間、動いています。
私達を取り巻く環境は変化とスピードを増し、昼間だけでなく夜へと、いえ終夜、止まることなく動いています🌍
仕事も多様化しており、シフト制で働いていらっしゃる方も多くなりました。
夜は寝るように作られている人の体なのに、それに逆らって生きているわけです(笑)
もちろん、メリットがあるからやれるのだと思います。
【メリット】
①給料が割高。
②昼間の時間が自由に使える。
③朝の通勤ラッシュがない。
魅力的です😆
たぶん、一番影響するのは①だと思います。
労働基準法では、深夜労働(22時〜5時)の時間帯に働く場合、25%の割増が定められております。
そして、もちろんリスクも伴います。
【リスク】
①生活習慣病やがんに罹患する確率の増大
2007年にWHOの関連機関である「国際がん研究機関」は、こんな恐ろしいことを言っています。
夜勤に従事してから
5〜10年ほどで糖尿病や高脂血症などの生活習慣病のリスクがある。
10年以上の勤務で直腸がん、子宮がん、乳がん、前立腺がんなどのリスクが高まる。
つまり、交代勤務に発がん性ありと認定し、一時大騒ぎになったことがあります。
こんなこと言ってたら、仕事出来ないじゃん💢
と、思っていましたが…
なんと、うちの病院の場合、当たってるのです💦
10年以上夜勤してきたスタッフが、立て続けに乳ガンになり手術しました。
私はと言いますと、体重増加、高脂血症まっしぐら💧
よく聞きます。
「夜勤して太った。」
夜中起きてるとお腹も減ります。
眠気覚ましも兼ねて、夜中に食べます。
「夜、食べるから太るんだよね。」
それも一理ありますが、最も影響するのがホルモンの仕業です。
私たちの食欲には、レプチンとグレリンという2種類のホルモンが大きく関わっています。
【レプチン】
主に食後に脂肪細胞から分泌され、満腹中枢を刺激して食欲を抑えるホルモン。
【グレリン】
空腹時など体内のエネルギーが不足した時に胃から分泌され、食欲中枢を刺激して食欲を増進させるホルモン。
睡眠時間が短くなると、なぜか食欲を増進させるグレリンが増え、食欲を抑えるレプチンが減るのです。
このため寝不足の日は食欲が抑えられず、つい食べ過ぎてしまうメカニズムなのです。
また、夜勤はストレス過多の状態なため、美味しいもので身も心も満たしたい思いが、食べ過ぎを加速させる要因かもです。
だから、帰宅時には店に寄るのをやめました。
こんな誘惑にも…
これからは負けません😭