県のコロナの歩み
第2波もピークを過ぎ、落ち着きつつあります。
我病院はコロナの中核病院ではありませんが、やはりコロナの影響を受け、4月から勤務体制が変わりました。
仕事内容はいつもと同じ業務にコロナ対策、対応がプラスされたものの、動けるスタッフは減少⤵️
日勤なら残業になっても、帰って休める分、まだ良いのですが…
夜勤では16時間、休憩時間も取れず、朝を迎えるのは、かなりしんどいものです💧
そんな状況下で、半年が過ぎようとしています。
さすがに疲れ果ててきました😖💦
うちよりもっと大変であろう、コロナの中核病院。
これまでの取り組みを振り返ってみることにします。
コロナ患者受け入れの中核病院は熊本市民病院に指定されました。
熊本市と熊本大学は2017年に医療分野で連携の覚書を交わしており、日本でコロナ感染者が出た際、対応を協議。
1月27日、患者発生を想定した訓練を実施。
2月21日、県内初のコロナ患者を受け入れました。皮肉にも20才台の女性看護師。重症で人工呼吸器を装着しました。
実際の様子。
訓練の成果で、粛々と対応出来たとのコメントがありました。
第1波では、最多24人が入院。
感染症の専用病床は8床しかなかった為、同じフロアの一般病床を感染病床として使用。
4月中旬、重症者3人。1番逼迫した時期。
重症患者には人工呼吸器、最重症患者には人工心肺装置(エクモ)がつけられます。
重症者1人に対して、最低で医師1人と看護師4人が必要。だが、感染症内科の医師は1人しかいない。呼吸器内科医は3人いたが、コロナの専従は出来ず、熊大病院に依頼し、医師4人、看護師17人を派遣。
隔離された病室で、完全防護、N95マスクを着けて、治療・看護するのは体力的に2時間が限度。それが24時間態勢で続きます…
家に帰れば、風評被害。
コロナ患者を受け入れている病院勤務=コロナ感染の高リスク。
ごもっともです。
だから、本人だけでなく家族までも拒否される。
悲しいですが、皆、自分の身を守る行為ですから、仕方ない。
そんなこんなで、国から医療従事者へ慰労金の支給がありました。
ありがたいです。
でも…大変なのは医療従事者だけではありませんからね。
大変なのは、みんなです!
頑張ろう‼️