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25年前の今日
5時46分52秒の明け方
M7.3
寝起きに襲われ
多くの人が、正常な判断をすることが困難だったでしょう。
その時、私は神戸を離れ
海外にいました。
日本から、かなり遠い...
地球儀🌎で見るなら
日本の反対側の国
そこまでも、リアルタイムで
日本の情報が入ってきました。
TVで、神戸市内の火災や建物が崩れた風景を観た時
唖然としました。
言葉がでないとは、こんな事なんだと。
ショックから悲しみへ。
とにかく、関西に実家や親戚、友人、知人がいる人は
即、連絡した記憶があります。
もちろん時差がありますが
そんな事より大丈夫なのか？確認をしたい一心で。
でも、なかなか繋がらなくて...
確認が取れるまでは、どうすることもできなかった...
人の為に、人を助ける為にと
医療の道に進んでも
こんな時に何も出来ない...
自分の微力さを痛感しました。
１番好きなことをやっていた20代の時のこと。
同世代の若者達もそうですが
子供から高齢者の方々まで
多くの命を奪われました。
私も神戸にいたなら...
どうなっていたか、わかりません。
自分の代わりに犠牲になった命もあったはず。
この世に生を受け
生きていることは
当たり前ではなく
奇跡的なことなんだと
感じさせられました。
生かされたものは
失った命の分まで
生きる使命があるのだと思います。
