作戦
甲子園での決勝戦が終わった時
記しておきたかった事があったけど
毎日のドタバタで
タイミングを逃し
感情の高揚が、おさまってしまいました😆
でも、やっぱり…ちょっとだけ…
決勝戦⚾
結果的には大差でしたが
それはそれで
印象に残る試合だったと思います。
農業高校の名も全国に知らしめました。
実業高校、特に農業高校
地方の県立で歴史古い学校であっても
校名変更をしイメージアップで
生き残りをかけているところも多いです。
…が、今回のように
それを問題にせず
生徒一人一人の活躍を生かし
その高校の名を誇りにしている
素晴らしいです。
全試合が終わった後
ある決勝戦を思い出しました。
これを書きたかった😊(今からかい💦)
第78回大会の
奇跡のバックホームと名付けられた
忘れられない決勝戦がありました。
松山商業VS 熊本工業
9回裏 3ー2
熊工最後の攻撃。
すでに2人三振で2アウト
松商、応援団からは
あと1人、あと1人と手拍子が。
誰もが松商の優勝を確信してました。
熊工は3人目のバッターに賭けます。
え!しかも1年生。
初球、打った❗
良い当たり✨
大きい 大きい ❗❗
なんと、ホームラン⚾
同点ホームラン😱
監督は、わかっていたのかな…
すごい歓声と、どよめき。
信じられないことが起こったのです。
ピッチャー、マウンドにガックリ
膝をついたまま。
ま、こんなこと、ありますよね。
これで終章だったのが
一気に序幕へと早変わり。
延長戦に突入です。
また、ゲームが動いたのが10回裏。
3ー3で迎えた熊工、攻撃。
ノーアウトで8番ツーベースヒット❗
ここで1点入れれば試合終了。
熊工の優勝となります。
9番バッター、アウトになりました。
これは仕方ない…
次、打順1番からです。
打てるメンバーが登場しました。
さあ、どうでる?松商。
ピッチャー、敬遠。
勝負しません。
ファーボールで一塁に出しました。
2番、これも敬遠。
勝負しません。
ファーボールで塁に出しました。
応援席は唖然…シーンとなりました。
固唾をのむ状態。
松商の応援席では泣いている子もいます。
この究極のピンチに、なぜ?
1点入れば終わりなのに。
ワンアウト満塁です。
これは、松商の作戦なんです。
満塁策と言います。
1点でも取られれば試合終了の際に
使われる戦術です。
攻撃側には
ヒットさえ打てば、得点を得やすい
有利な場面と考えられますが
反面…
守備側にとっても有利な場面なのです。
打球にもよりますが
(ホームランなら失敗に終わりますが)
取ったポールをどこに投げても
アウトに出来るのです。
甲子園に出ると言うことは
0ー0 9回裏 1アウト満塁
この究極のピンチを
どのようにしてチャンスに変えるか
何度も何度も練習を重ねたとか。
それが、その時、いかされたのですね。
さあ、バッター3番と勝負です。
3番も実力ある選手です。
少しのミスも許されない。
やはり、打った❗
大きいけど、ホームランには及ばず
センターかライトフライ。
(どっちだったかな…どっちでもいいや)
タッチアップ❗
3塁走者が、外野がボールを取った瞬間
ベースに全力で走り出します。
熊工は、この1点に
優勝がかかっていました。
松商は、阻止すべく
素早くバックホーム。
キャッチャーへ
正確で速球の直球。
バウンド無しですよ。
で、アウト❗お見事でした。
これが、奇跡のバックホーム。
その後、熊工にもピンチがあり
満塁策をするのか?と思われましたが
それは、しませんでした。
そこで松商が点を取り…
結果…
松山商の勝利。
文句なしの優勝でした。
こんな試合、なかなか見れませんから。
面白さのポイントは作戦かな。
それはスポーツだけでなく
勉強も仕事も同じですね。
さあ、今日の仕事は
どんな作戦でいこうかな😁