自分を知ること
一昨日は夜勤明け。
現在の入院患者さんは割りと落ち着いているので、夜中ドタバタしていません。が…
最近、きまって朝方に来るのです。
緊急の連絡が。
ちょうど日勤者への申し送り時にちょっとドタバタ。
それを、日勤で来て早々、何やら機嫌が悪い。
そして心無いひとことを浴びせられる😖
はぁ⁉️ 😠💢 となるわけです。
誰だって忙しいのは嫌だよね…
感情がそのまま言葉となって出たのだろう…
もしかしたら、悪気はなかったのかもしれない…
と、自分の気持ちを押さえます。
だけど、寝ずに一晩中働いた私の精神状態は、それを寛大に受け止めるキャパは、ゼロじゃないけど、ほんの僅かしか残っていません。
表面上は、過剰反応することなく
言い返すこともせず(後で同僚に愚痴ったけど)
心に封じ込めて帰宅しました。
帰宅すると、心に刺さったトゲはズキズキ痛みましたが、時間と共に治まります。
トゲは、1日で半分取れかかり、2日で取れました(笑)
こんなこと日常茶飯事。
専門職の集まりですから、それぞれにプライドもあり、個性も強い。
もちろん私も含めてです。
でも、人が嫌な気持ちになる発言や態度を、あからさまにするのは、どうだろう…
自分も、違う形で、知らないうちに、誰かを傷つけているかもしれません。
ですが、単に自分の思い通りにいかないからといって、強い口調で人を攻撃したり、威圧的な態度をとる人の行為、性格が関係してるいるのだと思います。
人の性格は様々。
心理学でも、大きなテーマとして取り上げられています。
19世紀の頃は、類型論。
例えば…体格別での性格判断など…あまりピンとこない(笑)
当時は典型的な分類だったので大まか。
人の多用な性格を、そう細かくには捉えきれていなかったようです。
20世紀に入ってから、特性論が登場し、より細かくなりました。
これが画期的で、ビッグファイブ性格説と言うそうなんです。
人は民族の違いを越えて、全てに当てはまる5つの特性があり、その因子の強弱で性格の違いを捉えました。
これが レーダーチャート
またの名を、クモの巣グラフです。
何かにつけて、この五角形のグラフは見ます。
他にも、遺伝子、環境、脳の働きなどでも違ってきますが、そこまで深くなれば、もうワケわかりません😵
ほどほどに自分の性格、長所や短所を知ることは大事なことです。
もっとすごいのは、自分を客観的に見ることに着眼した「ジョハリの窓」
米国の心理学者2人の共同発表みたいですが、これが納得。
自分のことは知ってるようで意外に知らないものであるということ。フムフム🤔
「ジョハリの窓」は、4つの自分を表しているのです。
①解放領域
自分も他人も知っている部分。
②盲点領域
人には見えているのに、自分は気づいていない部分。
③隠ぺい領域
自分だけ知っていて、人には隠ししている部分。
④未知領域
自分も人も知らない、無限の可能性を秘めた部分。
①を広げて③を小さくすることで、人との交流が深まりますね。
大事なのは、②の盲点を指摘してくれる人や、④の未知なる可能性を開いてくれる人との出会いが、自分の性格や生き方をよりよく変えることができるのです。
自分が変われたり、自分が誰かを変えてあげたり…
最後は、やはり良い人との出会いですね😊