人は多数の意見に左右される
今日は、やっと雷雨から解放され🌤️洗濯日和です🧺👕
まとまった雨も降ったことだし、そろそろ梅雨も明けるのかな…
では、心理学のお話です。
私達は、何でも他人の意見、しかもそれが多い人数であればあるほど、左右されてしまうという話です。
いや、左右されないよ!って方も、もちろんいらっしゃると思います。
が、実際は、自分の意見でさえ、自由に言えないものです。
自分は不本意でも、周りの意見が多ければ、それに合わせようとするのが私達です。
日本や米国は民主主義ですから、多くのことは多数決で決まります。
だけど、その多数の意見や判断が正しいかどうかは、また別問題。
少数派の意見の中に正しいものがある場合もあります。
表に出るのは真実云々より、力が関係していることを感じています💦
米国の心理学者が、簡単な面白い実験をしました。
【設定】
米国の男子大学生。
おそらく人種は様々。
【方法】
見本の線が1本書かれたカードと長さの違う3本の線が書かれたカードを見せ、見本の線と同じ長さの線はどれか?を答えるもの。
私のイメージで書いてみました。
これ、幼稚園生だって、わかりますよね(笑)
間違えるわけがない。
だけど、間違えて答えるのです。
これには仕掛けがあります‼️
1部屋に8人。
被験者以外の7人はサクラ(実験協力者)で、わざと間違った回答をしてもらい、被験者は最後に答えるようにします。
さ、どんな答えを出すのでしょう?
被験者は赤色。
50グループ行い、Aと思っても、多数派と同じBだと間違った答えを出した人が、3分の1もいたそうです。
これは米国。日本なら、まだ多いかも…しれないですね。
私も教えられました。
「たとえ『白色』でも、上司が『これは黒色』だと言えば、それは『黒色』なんだよ」と。
それは、社会の中で上手く生きていく為の術なのでしょう…
あ、話が別な方向へ😅
つまり、サクラが最低でも3人いれば、被験者の同調率が急増すること。
逆に、集団の中で、自分の反対意見に1人でも同調者がいれば、どんなに反対意見が多い中でも、強い気持ちで自分の意見を主張できることも解明されています。
つまり、自分の意見や企画を通したいと思ったら、事前に2~3人味方を作って望むと、その確率は上がるということ。
これは、いじめなどの悪いことにも応用されます。
それはのちほど。
人は1人では弱い立場です。
やはり仲間がいるからこそ、やれている自分。
感謝しましょう😊