スペインかぜとコロナ(続)
約100年前に世界中大流行したスペイン風邪。
当時、日本政府はどう対処し、どのように終息したのでしょう?
予防策
○病人または病人らしい者、咳する者に近寄ってはならぬ
○たくさん人の集まっているところに立ち入るな
○人の集まっている場所、電車、汽車などの内では必ず呼吸保護器(マスク😷)をかけ、それでなくば鼻、口をハンカチや手ぬぐいなどで軽く覆いなさい
罹患した場合
○かぜをひいたと思ったらすぐに寝床に潜り込み医師を呼べ
○病人の部屋はなるべく別にし、看護人の他はその部屋に入れてはならぬ
○治ったと思っても医師の許しがあるまで外に出るな
基本的には今と同じ内容です。
そして同じく、各地での集会、興行、力士の巡業や活劇などは中止、閉鎖されていったようです。
また、全く参考にならない今との違いは、当時の医学。
スペインかぜの原因が細菌であるとの誤認。
でも仕方ないことなんですね。人々は、まだウイルスを知らなかったのだから。
ウイルスを見ることができる電子顕微鏡が無かった時代の話しです。
対策として、北里研究所などが開発したワクチン?(とは言えない)予防薬を接種し、その効果がどうであったか発表されていたようですが…
全くの無意味な対策だったのですね。
今でこそわかること。当時の技術ではそれが限界だったようです。
正体もわからず、間違った医療を施しても、ウイルスは自然に鎮静化したのはナゼなの❓
スペインかぜであるH1N1型ウイルスが、日本の隅々にまで拡大し、もはやそれ以上感染が拡大する限界を迎えたからだそうです。
スペインかぜにかかり、生き残った人々が免疫抗体を獲得したからだそうです。
なんとも、残念な結論になってしまいましたが💧
現代は、原因はハッキリわかっていますから、100年前みたいなことにはなりませんが、言えることは、医学の進歩と共にウイルスも進化しているということです。
私達も、それなりに環境を整えていきましょう。
さあ、お掃除しよっと🧹