約束の地 旧友との再会...甲子園
いろんなドラマがある甲子園。
今年は、第101回⚾
昨年の県大会では、息子の学校
熊工と対戦し勝って甲子園に行きましたが
今年は、熊工に負けてしまい
熊工が甲子園出場を果たしました⚾
その熊工にまつわる感動した話です
高松商の遊撃手、大塚慶汰君(3年)
親友との約束のグラウンドを踏みしめました。
整列したとき、七つ隣に熊本工の内田雄大君(3年)
大塚君は小学6年生に親の転勤で
大阪から熊本に引っ越しました。
そこの少年野球チームで出会ったのが内田君。
すぐに仲良くなりました。
釣りに出かけたり、泳ぎに行ったり...
いつも一緒でした。
自然いっぱいの熊本は
少年の好奇心を育てるには
良い環境ですね☺️
ですが、別れはすぐにやって来ます。
中学1年になると大塚君は、香川に引っ越すことになりました。
「甲子園で会おう」
別れ際に約束したのです。
離れてから会うことはほとんどありませんでした。
それでも、野球部が有名な熊本工で
4番打者として活躍している内田君の評判は
四国まで聞こえてきました。
香川大会の準決勝の前日
熊本工が甲子園の切符をつかみました。
すぐにLINEでメッセージが届きました。
「お前も絶対来いよ」
大塚君は奮起し
準決勝は3安打を放ち、3打点を挙げました。
高松商業も甲子園の切符をつかみました。
2日の甲子園練習。
先に練習を終えた熊本工の選手達がスタンドに見えました。
「久しぶり」
内田君と大塚君は笑って手を振り合いました。
開会式の日も、待ち時間に会えました。
「香川っていうエースがすごいらしいな」
「彼女できた?」
久しぶりの再会に、話は尽きません。
高松商と熊本工は昔から宿敵です。
今年はどんなドラマがあるのでしょうか...