平和記念日において歴史の話し
今日は平和記念日。
休みなので
朝からTV での式典を見て
黙祷しました。
8時15分 鐘と共に…
73年前の今日
8時15分…
この鐘の音と共に
広島の空から原爆が落ちてきたんだ…
写真やドラマで見たものと
自分の想像の世界とで
脳裏に独自の動画が映し出される。
1分間なんてあっという間でした。
8月6日 8時15分
8月15日
8+6=14
8+1+5=14
なんだか運命を感じます。
息子の誕生日も
8月15日…これは関係ないか😅
当時を知らない者にとっては
結果から歴史を紐解いていく。
なぜ、日本に原爆が投下されたのか？
本題です。
昭和16年12月8日
日本の真珠湾攻撃によって
太平洋戦争は始まりました。
日本は、なぜ
この真珠湾攻撃に踏み切ったのか？
当時の日本は中国と戦争をしていました。
この日中戦争が
長期戦へともつれ込んでおりました。
短期決戦を得意としていました。
なぜなら、資源に乏しいからです。
宣戦布告から一気に攻め
頃合いをみて、有利な講和条約を結ぶ
というのが
日本の勝利への方程式でした。
しかし、日中戦争では
陸軍が政府の命令を無視して
どんどん戦線を拡大していきます。
拡大する戦線に対応する為
国家総動員法という
「国家がすべての人的物的財産を自由にできる」
などといった法律も作り
兵、財産、資源の確保に努めます。
この日中戦争においては
一応、中立という立場を守っていた
アメリカでしたが…
1938年
当時の首相、近衛文博は
日本・満州・中国を統合した
経済圏を作ることを示唆し
後に東南アジアをも含めた
大東亜共栄圏にまで発展。
日本は、他国のことはさておき
権力でもって自国の領土を
広げたかったんですね。
この声明にアメリカは強く反発。
やがて、アメリカは日本に
石油や物資などを輸出しない！
といった経済制裁に出ることになります。
当時の日本は、石油の約8割を
アメリカに頼っていましたから
そのアメリカが石油を輸出しないとなったら
もう中国と戦争どろこじゃありません💦
どうにか、日本はアメリカと交渉をします。
中国から兵を引き上げ
ドイツ、イタリアとの同盟を破棄し
中国を満州事変以前の状態に戻すよう
提案をしてきます。
なぜなら、日本は中国と戦争に勝つために
石油を欲しているのですから。
その中国から兵を引き上げるなど
本末転倒ですものね。
1941年10月
首相に就任した東条英機は
ついに…
日本海軍による
陸軍による
イギリス領マレー半島上陸を決意
太平洋戦争が幕を切るのです。
この真珠湾攻撃を提唱したのが
開戦時の連合艦隊司令長官。
当時の日本海軍の基本戦術は
本土近海で敵艦隊を迎え撃つという
守りの戦術。
しかし、真珠湾攻撃では
こっちから航空機で
攻めてやろうというのですから。
当然、軍部の中からも
反対の声が出てきたそうですが
真珠湾攻撃は私の信念
とまで言って、実行に移したのです。
この真珠湾攻撃は、艦隊4隻を撃沈。
航空機231機を爆破などの功績を納めます。
が、最大の錯誤が、最後通告の遅れで
これにより「卑怯なだまし討ちだ」と
アメリカを激怒させてしまいました。
開戦時に大打撃を与え
戦争意欲をなくさせるという作戦とは
正反対の結果となってしまいました。
日本は、この真珠湾攻撃後
半年は快進撃を続けますが
ミッドウェー海戦にて暗号を解読され
多くの熟練兵、空母、航空機を失ってからは
米国の反撃にあうことになります。
こうした日本軍の行いにより
原爆投下されました。
歴史は繰り返す と言いますが
これは２度と繰り返してはいけないこと。
父親が航空自衛官だったこともあり
こんな内容にも興味あって
入り込んでしまいました😅
歴史を紐解くと
日本の行いが
見えてくるもんです。
戦争において言えば…
そんな事ですね。
たぶん…
領土と資源に恵まれなかったがゆえの
民族の野望…
間違った野望の為に
失敗を繰り返してきましたが
私も、そんな日本人…
